貞子3D2のフル動画を無料視聴した感想
- 初見の感想はリング2のリメイクぽい
- 子役の子の演技が上手くて不気味
- 石原さとみさんは途中退場する
- 本当に怖いのは恐怖
初見の感想はリング2のリメイクぽい
貞子3D2の初見の感想は「リング2のリメイクぽい」です。
たぶんリング2をご覧になられた方は、私と同じように思われた方が多いでしょう。
両者ともに不気味な子どもや前作の主人公から役割を引き継ぐ主人公、子どもを狙う悪役、ナンバリングされているタイトルなど類似点が多いのです。
子役の子の演技が上手くて不気味
子役の子の演技が上手くて不気味です。
上目遣いのときの表情や「凪が怖い?」と尋ねるときのしゃべり方は、本当に不気味。
たぶん貞子3D2の怖さの80パーセントは彼女の演技のたまものだと思います。
そして子役の演技の上手さは凪役の女の子がでけではありません。
他の子役の子たちも演技が上手いんですよ。
特に凪をいじめる女の子役の子!
大人顔負けの演技にゾッとしました。
石原さとみさんの出番はもう少し欲しかった
石原さとみさん演じる鮎川茜は本作にも登場しますが、その役割を果たすと早々に退場します。
個人的にはリング2の松嶋菜々子さんくらいの出番が欲しかったですね。
ちなみに私は石原さとみさんのコアなファンではありませんよ。
ただ、せっかく登場シーンがあるのですから、もう少し意味のある登場シーンの方が良かったのではないかと思ったのです。
ちなみに本作の主人公は安藤楓子
ちなみに本作の主人公は安藤楓子です。
なぜ、このようなことを説明しているのかというと、本作のレビューを拝読している中に「貞子3D2の主人公がよく分からない」というものがあったからです。
一応、なぜそうなるのか説明しておきましょう。
基本的にホラーの主人公は、ゴシックロマンスのルールで女性と決まっています。
また、前作の主人公の鮎川茜から安藤楓子は、ある役目を譲り受けます。
安藤凪は楓子を疑念や恐怖に誘う役割を担っているので、本作の主人公ではありません。
それと疑念や恐怖に打ち勝ち凪を守って、凪を育てる決意を新たにするので楓子が貞子3D2の主人公です。
本当に怖いのは恐怖
貞子3D2を見て、本当に怖いのは恐怖だと思いました。
これは映画の中の話ではありません。
本記事を執筆している2020年5月8日現在、世界中は新型コロナウィルスの猛威にさらされています。
そのおかげで日本の人々は新型コロナウィルスに怯え、それに対する恐怖によりマスクや消毒液の買い占め、他県ナンバーに対する攻撃などを行いました。
このように恐怖は、人間からモラルや理性、秩序を奪う大変恐ろしいものです。
そのように考えると、貞子3D2はそのことを再認識するのに持って来いの映画なのかもしれません。
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