のび太の海底鬼岩城の動画を見るなら知ってほしい映画に込めたメッセージ

ドラえもん映画

  • のび太の海底鬼岩城はどんな映画?
  • のび太の海底鬼岩城の動画を見る前に予備知識を入れたい

こちらの記事は、そのような方に対して書いています。

ごきげんいかがですか?

映画好き歴42年の朝比奈宗平です。

よろしくお願いします!

今回は大長編ドラえもんの中でも屈指の名作、のび太の海底鬼岩城を見ました。

のび太の海底鬼岩城は、ドラえもんたちいつもの5人が海底でキャンプをするお話です。

ところが、この作品はそれだけではありません。

原作者であり脚本家の藤子・F・不二雄先生の想いが詰まった作品なんですね。

それでは感想をかねて、藤子・F・不二雄先生が込めた想いと一緒にのび太の海底鬼岩城を紹介しましょう。

のび太の海底鬼岩城の動画を見る際に知ってほしいメッセージ

のび太の海底鬼岩城に込められたメッセージを知りたい方は、あらすじを飛ばしてお読みください。

  1. あらすじ
  2. テーマ
  3. モチーフ
  4. のび太の海底鬼岩城は反戦映画

あらすじ

沈没船が発見された頃、のび太たちいつも5人は海底へキャンプに行きます。

しかしジャイアンとスネ夫が沈没船の財宝探しを企てていることを他の3人は知りません。

果たしてのび太たちは楽しいキャンプ生活を送れるのでしょうか?

テーマ

のび太の海底鬼岩城のテーマは下記のとおりです。

分離/再会バギーの死
人間関係バギーのしずかちゃんに対する愛情
人間性の危機核による世界崩壊の危機

モチーフ

のび太の海底鬼岩城のモチーフは、ずばり米ソ冷戦です。

そのため、劇中に登場する人物や国は戦争に関するものに例えられています。

  • ドラえもん一行は日本(もしくは世界)
  • ムー連邦はアメリカ
  • アトランチス連邦は旧ソ連
  • 鬼角弾は核兵器
  • バギーは軍人(もしくは特攻隊)
  • 陸地は平和な日常
  • 海の中は、いつ戦争が始まってもおかしくない状態
  • 海底は死の世界(もしくは第三次世界大戦)

のび太の海底鬼岩城は反戦映画

のび太の海底鬼岩城は「命の危険に気づかず近づいていくのび太の話」ですが、それはあくまでも表向きのもので実際は反戦映画です。

信じられませんか?

しかし、これはウィキペディアに記載されているほど有名な話なんですよ。

雑誌『月刊コロコロコミック』に連載された「大長編ドラえもん」シリーズの第4作。ムー大陸アトランティス大陸の両者を冷戦時の2大超大国に見立てた物語に、バミューダトライアングルの要素や日本海溝マリアナ海溝など海底に関する情報が盛り込まれた作品。

ウィキペディア「ドラえもん のび太の海底鬼岩城」

このように表向きは、海底でキャンプしたり冒険したりするエンターテインメント性にとんだ作品ですが、ドラえもん一行が海の底に近づいていく様を世界が戦争に近づいていく様に例えているという、実に巧妙かつ素晴らしい趣向を凝らした映画なのです。

また本作ではテキオー灯を使って海底で生活します。

このテキオー灯にはするのですがテキオー灯には有効時間があり、そが切れるとたちまち死んでしまいます。

これも第三次世界大戦がいつ始まってもおかしくない、今の状況は死と隣り合わせの危険な状態であることの例えなのです。

このように藤子・F・不二雄先生は、劇中の様々なことを戦争に関することに例えて、反戦を訴えています。

のび太の海底鬼岩城の感想と評価

のび太の海底鬼岩城の感想と評価は下記のとおりです。

  1. 感想は素晴らしいの一言です
  2. 心に残ったシーンはバギーの特攻
  3. 評価は満点です!

感想は素晴らしいの一言です

のび太の海底鬼岩城の感想は、素晴らしいの一言です。

先述のとおり表向きは、ドラえもんたちが海底で大冒険をする話の本作。

ところが実は工夫を凝らして、映画の随所に反戦のメッセージを盛り込んでいる脚本には、本当に驚かされました。

もちろん、このことに気づいたのは大人になってからの話――しかもつい数日前のこと――です。

これほど手間ひまをかけた脚本の映画は、なかなかお目にかかれません。

最近で言えばジョーカーくらいでしょうか?

藤子・F・不二雄先生が脚本を手掛けた大長編ドラえもんを見返している最中なのですが、ひと作品見る度に藤本先生の凄さを実感しています。

心に残ったシーンはバギーの特攻

そんなのび太の海底鬼岩城で心に残ったシーンは、バギーの特攻です。

クライマックスのこのシーンに向けて第一幕の終わりから仕掛けられた伏線の数々。

まさかバギーの性格まで伏線にしているなんて思いもしませんでした。

そして三ツ矢雄二さんの演技力の素晴らしさ。

バギーが特攻したとき、しずかちゃんと一緒に悲しみました。

もしものび太の海底鬼岩城がリメイクされるなら、もう一度三ツ矢雄二さんにバギー役をしていただきたいです(たぶん脚本が素晴らしすぎてリメイクできないと思いますが)。

評価は満点です!

僭越ではございますが、のび太の海底鬼岩城の評価をさせていただきます。

本作品の評価は満点です!

パチパチパチパチ!

いやあ、見て大満足しました。

総合点☆☆☆☆☆
映像美☆☆☆☆☆
演出☆☆☆☆☆
効果音☆☆☆☆☆
脚本☆☆☆☆☆

まとめ

のび太の海底鬼岩城は海底を舞台にした冒険活劇ですが、実は映画公開当時の米ソ冷戦を題材にした反戦映画です。

そのため、映画の随所に反戦のメッセージが込められています。

もしも動画配信サービスでのび太の海底鬼岩城をご覧になるなら、本作中に散りばめられた藤子・F・不二雄先生のメッセージを探して見てはいかがでしょうか?

以上で「のび太の海底鬼岩城の動画を見るなら知ってほしい映画に込めたメッセージ」を終わります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

あとがき

終わりの方に「あたし一生忘れないわ」というしずかちゃんのセリフがあります。

あこれは戦争で犠牲になった全ての方、もしくは戦争の悲惨さの例えなのですが、

私もバギーのことを忘れずに35年が過ぎました。

たぶんこれからも忘れないでしょう。

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